我が家の産後の事件簿

それは第二子が3歳違いで生まれて間もなく、24時間手のかかる次女と赤ちゃん返りが出た長女を同時にお世話していたときに「オレって、同年代のパパに比べて育児に協力しているほうだよね?」と同意を求められた際に起こりました。

天も驚くほどの大喧嘩です。

当時、夫の突然の転勤が決まり、幼子を抱えての引越し作業がたてこんで、心身疲れ果てたわたしが口火を切りました。

こちらは一人目を出産後に数ヶ月かけて就職活動をし、やっと射止めた仕事を再びの妊娠で退職したりと、泣きっ面に蜂状態だったのにも関わらずいつまでも他人行儀な夫のこの発言に堪忍袋の緒がきれました。

子どもは父親と母親の遺伝子を半分ずつ引き継いで生まれてくるのに、育児の負担が母親ばかりきてどうしても耐えられませんでした。

夫には二人の間に生まれた子なんだから「育児に協力している」という発想から抜け出してほしかった。
生物学的に女性しか妊娠・出産できなくて、身体や社会的な役割に負担がかかって臨んでいることに理解を示してほしかったのです。

育児や家事はわたしの方が得意なことも多いので、具体的に何かをしてほしいというよりも、様々な選択肢を捨てて育児に奮闘しているわたしに敬意をもって接してほしい。
それまでは事を荒だてたくない気持ちがあったので、我慢に我慢を重ねていましたが、これを機にきっぱりと自分の思いを伝えました。

少し時間はかかりましたが、その後妻の本音に気づいた夫は主体的に家事・育児に参画するようになり、夫婦間の風通しがぐっと良くなりました。
我慢ばかりして相手を疎ましく思うより、ときにはぶつかってでも意見を交わす大切さを実感した出来事でした。

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